赤いカーディガン(第二段階)

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随分長くアトリエの壁にたてかけていたこの裸婦像を続けてみる。このところほとんど戸外での制作が主になっていたのだが,この一週間程は寒さがぶり返し,フランス全土で雪が降ったり、最高気温が氷点下だったりしている。それで黄土の森などにも出掛けていられなくなったので静物や,今いったような描きかけの裸婦などを再び手がけている。

悪くはない制作の過程だと思う。人体自体とそれを取囲む空間にレアリティが出てくればしめたものである。絵画はなんといってもウソの空間ではあるが、やはり「つくりもの」と言った感じを抱かせているようではダメである。そうかといって全てを映していくわけでもない。そのあたりが曰くいい難しなのだが,画家の制作もその曰くいい難しのところをなんとか自分なりの表現にもちこもうとしていくわけである。

人物と空間とを同一色でつなぎあわせながら全体としての一枚の画面に統一していこうとしている過程である。まだまだ細部には至っていない。

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by papasanmazan | 2013-02-24 19:13 | 人物画 | Comments(0)
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