リンゴとカップ(第一段階)

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どうも風邪がながびいていけない。思い出したようにセキこんだり,疲れたりする。仕方がないから先日のアネモネを置いてあるテーブルの隣にも小さな静物を組んでみた。リンゴ二つに、花柄のカップ、その花柄の赤とリンゴの赤とを色の統一のメドに考えてみた。

背景などは何も手を加えずにアトリエの雑然としたものをそのまま使ってみる。そういった雑然としていて、これといったもののない中から自分の好きな,必要とする色や形を抽象してくるのも一つの絵の創り方である。

必要なところに必要なものを置く、これほど聞いていて簡単のようで,これほど難しいものはない。若い頃,鉄斎の展覧会を観ていて、その部分の墨色や緑青色に眼をみはったことがある。この部分が自分の作品に生かせるのではないかと、期待もろとも家に帰ったことがある、

さて自分の作品に対面してみると、なんのなんの利用も何も出来たものではなかった。けっきょく形や色の必然性が全く違っているのである。がっかりしながらも、これはいい勉強になった思い出がある。

サムホールのちいさなキャンバスに描いている。

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by papasanmazan | 2013-01-17 19:41 | 小さな絵 | Comments(0)
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