畑の中からのヴァントゥ−山(第二段階)

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長かった風邪もようやくおさまってきたようで,気にかかっていた戸外での制作も少しづつ続行である。ヴァントゥーの山肌が輝いてきれいである。F10号のキャンバスでは小さすぎてなんだかもったいないような構えのヴァントゥーが目の前にある。

以前は山肌の襞など細かいところが気にかかって仕方がなかったのだが,ようやく大づかみだけでおさえていけるようになってきた。そのぶん制作には割にゆとりが出て,描いていても肩、肘が貼らないような感じがする。前にも言ったようなパッサージュの部分を多いに使いこなすべきであろう。

主題がどうの,脇役がどうのというような理屈ももうどうでもよくなってきて,ただ一枚のキャンバスという白い布が眼前にある,その他には何も無い,と言ったような透徹感だけがぜひ欲しい。その辺りが現在の制作の根底である。とはいいながら色と形が根本なのだから、そこにはそれなりの理屈も必要には違いない。

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by papasanmazan | 2013-01-13 22:00 | 風景画 | Comments(0)
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