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木の根と赤い岩(第二段階)

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非常に手応えがあって、いい勉強になる赤い岩のテーマであるが、相手がこれほどの強い構成物なので、こちらの手順もそれほど上手くは流れていかない。西洋絵画の基本である物のボリュームを扱っていく方法のなかで、面の集積を追求していくことがよくある。この赤い岩の絵でも岩の組み合わせを面の多様な性格として追っていってるのである。

その面を決めていく形を明確にする固有の色と、画面全体にわたっての空間処理としての色も計算しながら制作を進めていかなければならない。形と色というのが絵画の二大要素であるが、そのどちらかでも不足を感じると画面として弱いものになっていく。

確かにその辺りをよくわきまえて仕事をしているつもりなのだが、これが決して理屈道理にはいかないのである。寒色で面の奥を現し、暖色で手前に岩をひっぱり出す。確かにそれを繰り返し手全体を整えていこうとするのだが、やはりそれだけではないものがある。

何か理屈や理論とは別のものが働きかけなければとても進めてはいけないのが現状である。


by papasanmazan | 2012-10-27 17:43 | 風景画 | Comments(0)
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