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ヒマワリ畑(完成)

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若い頃と違って最近では制作をするのにもインターヴァルというか、「間」をとれるようになってきた。あまり描き急ぎをする事もなく,少しくらい調子が悪くても自分なりに時間をとりながら画面となかよくつきあっていくようなもので、ときにはごきげんとりもするような具合である。以前はともすると制作にのめり込んで、我をも忘れて、知らぬ間に絵が地獄に陥ってしまっているというような状態にたびたびなっていた。


やはりそこは年の功とでもいうのか、いつのまにか肩の力は抜けてきている。しかしこのF20号、ヒマワリ畑だけに限っては,珍しく一気呵成に描き込んで出来上がってきた。何か夢中にさせるものがモチーフにもあったのだろうが,先ほど言った「間」を取るようなことは全くなく,次から次へと眼も動けば手も動き,休むことなくヴァルールが上がっていったように思う。

もっと違った方法もあったのかもしれないし、もう少し整理された表現になっていたかもしれないが,こういう制作もあっていいのではないか、なにか若い時の事を思い出すようなものがあって,それはそれで何かの道筋を示すものではないか,と思っている。一応の完成作品である。

by papasanmazan | 2012-07-15 22:00 | 風景画 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2012-07-16 15:06 x
みごとに咲きましたね。現実の花の美しさは言うまでもなく、それを絵にするとなるとなかなか難かしいと私などはいつも思っている。でもこの絵を見ていると花の美しさと言うよりは画面全体の美しさと部分部分の美しさが絵画としてみごとに咲いた感じがして素晴らしいです。
Commented by papasanmazan at 2012-07-16 17:27
カワセミさん,この絵は確かに今後の指針になりそうです。秋には可能であればザクロをもう一度手がけてみたい気もちでいます。
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