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ポプラからヴァントゥーへ(第一段階)

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F3号、ポプラの道を描いたのとほぼ同じ場所、それよりももう少し横に流れるような動きのねらえる地点を選んでこのP20号を始めてみた。ポプラの並木がほぼ中央に位置するのはF3号とと同じなのだが、その右端のほうに大きな農家をとりいれてみた。この農家は以前から描いてみようと思っていてものである。

天空をさえぎるものがなにもない見晴らしである。世界が広い,広い。そして丸い、丸い。それを感じながらその広さ、丸さの奥にあるものが表現できないものだろうか。透明なものをつきつめていけば何かと出会うのではないか,そんな気落ちをもちながら制作している毎日である。

ギラギラした南仏の光を反映したオレンジ色と青い空、緑の畑の対比はいつまでも見あきない風景である。

by papasanmazan | 2012-06-02 18:38 | 風景画 | Comments(0)
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