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笠松の見える風景(第一段階)

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今マザンはここ二十年来の公約、街全体の完全下水道工事にかかりだしているので、あちこちで道が寸断されている。ある地点までいくとすぐに回り道の標識が出てきて、なかなか目的地に行くまでが大変である。


しかしこの工事を皆が望んでいたので、車の通行もお互いに譲り合いながらなんとか日常の生活を続けている状態である。戸外での制作に出かけるのも一苦労することがあるが、また逆に利点も折々にある。というのは、いつもと違った道を探さなければならないので新しい風景に出会えることにもなる。

ほんのちょっとした視点の違いで今まで見慣れていたものも急に目新しいものになることがあるように、風景も少しの角度の違いや、距離感の差などで妙にいきいきとしたものになる。先日も通行止めになった道を迂回してマザンの中心部に近づくと大きな笠松が眼についた。気がついてみるとその笠松は反対側からしょっちゅう眺めていたものであった。

その笠松や手前の畑、畑の中のキャバンヌなどの背後にはやはりヴァントゥー山が眺められる。一つまた描ける場所が見つかった、F6号に始めてみた

by papasanmazan | 2012-04-21 00:21 | 風景画 | Comments(0)
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