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岩と松とキャバンヌ(第一段階)

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プロヴァンスの畑などのなかによくキャバンヌ(小屋)が建っているのを見かける。石造りの小さなものだが、農業の道具を置いておいたりするのだろうか、そのほとんどが余り使われているような様子はなく、崩れかかっているようなものもある。

広い空、延々と続く畑のなかにそんなキャバンヌがポツンと建っているのも趣きがある。何年か前にやはり戸外で制作していると、一人の中年のフランス人男性が話しかけてきた。自分はプロの写真家で、キャバンヌを専門に撮り続けているというのである。

あちこちのそんなキャバンヌのことを話していたが、ほとんど崩れてしまった廃屋もキャバンヌと同じ性格だとおもって撮っている、ということだった。なるほどもう打ち捨てられたかつては人が生活していたであろうそんな廃屋も残っている。

岩のまわりに荒々しい松がはえ、その前に今いった廃屋、キャバンヌが姿を見せている、そんな場所がある。大きな道沿いの風景で、車で通る人には慣れっこになってしまっているのかもしれない。その風景をF12号の油彩で始めてみた。

by papasanmazan | 2012-03-16 18:47 | 風景画 | Comments(2)
Commented by マカロン at 2012-03-16 23:11 x
石造りのキャバンヌは最もプロバンスらしい風景かもしれません。岩や松と共に佇んで、なんとも豊かで贅沢な風景です。
Commented by papasanmazan at 2012-03-17 01:07
マカロンさん、これに類した風景は相当数にのぼります。そのうちのいくつかでもものに出来ればいいのでしょうが、体は一つで限りがあります。
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