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果物



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F6号のキャンバスにリンゴや夏ミカン、ゆずなどを集めて果物の静物を描いてみた。スーパーなどの果物売り場に行くと真っ先に色の美しいのに魅かれることがある。花屋でもそうだがやはり色彩というものには直感的に人にうったえる力があるのかもしれない。

絵画の二つの要因、形と色。もちろんどちらも大切なものだが、形には論理的な要素があり色彩には直感性があるように思われる。デッサンやクロッキーなどで形を追ってばかりしているとだんだんと袋小路に追い込まれて息が詰まりそうになることがある。そんな時にほんの少しでも色彩に頼ってみると急に世界が開けてくるようなこともある。色彩にはそのような直接性がある。

果物の色彩の取り合わせの面白さを考えながら、そればかりではなく、目を少し休ませるためにせるために白の布を置いて構図を工夫してみる。この辺りは形の面白さにもつながっていく仕事である。そして果物の黄色に合わせてテーブルの黄色を強調していく。これは色彩の仕事である。

# by papasanmazan | 2024-06-03 02:29 | 静物画 | Comments(0)

ツツジの花


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まだまだツツジの花が盛りである。今度はF4号に描いてみた。赤とピンクの花で、キャンバスを縦型に使ってみた。ツツジの花の強さを見つけ出すのは難しく、また特に個性的なフォルムもつかみにくいものである。ただその花の重なり合いなどのなかに風情があるのかもしれない。

花の存在感が大切なのだろうか、花と花瓶の存在感なのだろうか、または花と花瓶、それに背景を合わせた存在感なのだろうか。これは花を主題にしたときに限らず常に考えさせられる問題である。油彩、水彩、またパステルなどの画材の違いによってもそれぞれの存在感に対する答えは違ってくるのだろうか。

いや存在するのは現実のモデルになっている花や花瓶であって、描かれた絵というものはウソに過ぎないものなのだろうか。これは絶えず制作していて考えさせられることがらである。

私の考えは決まっている、描かれた画面こそが存在しなければならない、と。



# by papasanmazan | 2024-05-28 02:07 | 静物画 | Comments(2)

紅白のツツジ




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個展があったり、他の雑用も重なったりしてなかなか新しく投稿が出来なかった。制作の方もまとまって時間が取れなく、この花の美しい時期に逸したモチーフもある。そんな中で一昨年から思っていたツツジの花の静物画だけは何とか二点仕上げるのに間に合った。

まずはF6号の紅白のツツジ、テーブルや白い布、背景などを出来るだけ構成的に配して、これは時間がかかって未完成のままになるのかと危ぶむほどだった。個展の時間の合間をぬって何とか仕上げることが出来、ホットしたのである。

ツツジの花をモチーフにするのはなかなか難しいのかもしれないが、魅力のある花で、色も形も一つ一つが特徴的ということがないのにもかかわらず全体としての表情に情感があり、また捕らえ方によって構成的にもなる。今回は出来るだけ構成的なものをめざしたのである。

# by papasanmazan | 2024-05-18 01:17 | 静物画 | Comments(2)

=個展のご案内= 



髙屋 修 絵画展

~フランスから富士の麓に~

5月1日(水)~5月15日(水)まで

油彩・パステル・水彩画など約40点を展示即売しております。入場無料 お気軽にお越しください。
=個展のご案内= _c0236929_08054599.jpg
芸術空間あおき
〒418-0048 静岡県富士宮市青木平243
         Tel: 090-6203-6010
         営業時間:10時~17時

=個展のご案内= _c0236929_08054795.jpg

芸実空間あおきは静寂な佇まいの中で美味しい珈琲や紅茶を飲みながら
芸術作品をゆっくり鑑賞いただけるとても素敵な場所です。
ゆっくり至福の時間をお楽しみください。(*お飲み物は有料になります*)



  

# by papasanmazan | 2024-04-29 08:23 | 展覧会 | Comments(0)

棚田のある風景




棚田のある風景_c0236929_17323243.jpg


新しくみつけたモチーフの棚田、それを構成してP12号の風景画を描いてみた。非常に面白いモチーフで、最初見た印象ではあまりに日本的過ぎて少し躊躇したのだが,描き始めだすと何かフランスで仕事をしていた時を思い出すような感じがしだした。

続けて描き進めていくうちにこれは新しい展開が出来上がってくるというのが分かってきたのである。とにかく構成を念頭に置いてヴァルールづくりを行っていけばおそらく南フランス、プロヴァンスの野となんら変わらないものがあるのではないか、そう思えてならないのである。

これから水田に水が引かれてくる季節になってくる。そうすればもっと違った表現も可能だろうし、色彩の変化も多様になってくるのではないか、そんなことを考えると初夏や夏の制作も一段と楽しみになって来た。

# by papasanmazan | 2024-04-21 12:13 | 風景画 | Comments(0)