<   2013年 08月 ( 12 )   > この月の画像一覧

ポプラの道(第一段階)

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ポプラからヴァントゥーへ、というタイトルで昨年も同じ場所で制作したのだが、もっとポプラのまわりの道の角度を強調したいと思ってこの場所を選んでみた。道がほとんど直立しているような感じが欲しかったのである。手前の家の位置が今ひとつぴったりとしなかったので少し左にずらして配置した。

第一段階あたりまではかなりスピードのある制作である、夏の日射しもようやく和らぎ、割合に快適な戸外での制作であるがパラソルだけは日射しよけのために毎回さしている。F12号の画面である。



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by papasanmazan | 2013-08-31 20:45 | 風景画 | Comments(0)

白い岩とヴァントゥー山(第一、第二段階)

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     第一段階
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        第二段階


昨年の秋ようやくみつかった赤い岩の場所に続いて、白い岩の描けるところも最近捜し出してきた。このあたりは石灰岩の地質で、ところどころで石切り場を見かけるのだが、そのうちの一つで、ヴァントゥー山も見渡せる格好の場所である。

赤い岩と白い岩、まるで岩の源平合戦のようで、聞いただけでも派手でおもしろそうな画題ではないかと、ひとり喜んでいるのである。赤い岩のほうはまだまだ習作段階で足踏みしているが、白いほうは最初からとばし気味の制作である。

白という無彩色をどう扱うか、画面全体の中でどういう具合に白を感じさせるのか、徹底していえば何色をもって白と感じさせるのか、それが問題である、絵画はどこまでいっても眼の問題である、馬鹿みたいな言い方かもしれないが、眼で見て感じさせるというのはそれほど馬鹿には出来ない事実である。F15号のキャンバスであ
る。


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by papasanmazan | 2013-08-30 13:50 | 風景画 | Comments(0)

松林の中のあずま屋(完成)

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二ヶ月程前に描き始めたこの絵もようやく制作終了である。F8号、そんなに大きくもないキャンバスだが、他の作品の進行もあって思うようには制作jの時間が取れなかった。作品としては気に入ったものになった、それだけ描き込みもしたし、実感もあった。

絵づらとしては大していいものでもなく、取りたてていう程の道具立てでもない。要するにそれほど見栄えのしない作品ではあるが、自分としては非常に気に入っている絵である。画面を造り上げると言った意味で大変に勉強になった。これはモチーフや実景とはまた違った観点があって、たとえていえば美人をモデルにしたらいい絵が描けるかといえば、決してそうもいかないのである。名所、ビューポイントをあさったからといっていい風景画になるとは限らない。

そういったところでこの松林と小さな建物だけの取り合わせの絵ではあるが自分としては張りのある絵になったと思っている。そういえば家内のペンションに来られたお客様のご夫婦をこの現場にお連れして、実際の風景と、絵画の作品との比較などを説明したりしたのだが、これはまったく老人の(私の)独りよがりだったと反省している,歳をとるというのは困ったものである。



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by papasanmazan | 2013-08-28 23:47 | 風景画 | Comments(5)

ブドウと天使(完成)

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あちらこちらの畑でブドウの収穫が始まっている。天候が不順だった今年のブドウの質はどんなものだろうかとワインに関心のある人たちには気になるところである。もう十年来お酒を飲まなくなったので、摘み取りの人々を見てもワインには直結しなくなってしまっている。

我が家の庭にも大きな樽に土を盛って、そこにブドウを植えているのだが、年数が経つにつれ木も大きくなってきたが、ブドウの実も充分に味わえる甘さになってきた。知らない間にその量もかなり多くなっている。その木の根元に天使の彫刻を添えて置いているのだが、毎年水彩やパステルで描いている。今年は少し大きめのパステルにしてみた。

紙の地色はグレーで、天使の像はその色を多く利用してみた。まわりの緑の葉っぱの色を描き込んで彫刻を浮き立たせるようにしてみた。



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by papasanmazan | 2013-08-27 15:21 | パステル | Comments(2)

キャロンの村遠望(完成)

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今年の夏前に細長いキャンバスにキャロンの村の松並木を描いたのだが、絵柄としてはその村の続きになるキャロンの中心部を取りあげて描いてみた。堂々とした教会を中にして鐘楼が奥のほうに見えている風景である。このクローシュ(鐘楼)が南仏の特徴でもある。全体の建物の感じとしては明るく輝いたピンクがかった色彩で、ところどころにオレンジ色の屋根がアクセントを与えている。そしてその村をゆたかな緑の自然がとりまいているわけである。P4号の大きさである。


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by papasanmazan | 2013-08-25 02:59 | 風景画 | Comments(2)

サルビア(完成)

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庭のサルビアをパステルにしてみた。毎日庭の水まきをしながら,この花を描こう描こうと思っていたのだが,油彩の仕事やペンションのお客さんがたて込んだりして、今になってやっと描き上げたものである。花の赤と葉っぱの緑、いわゆる補色の関係の二色なのだが,下手をすると品の悪い、アクのきついものになる。強烈な色彩といってもただ眼をむくだけの効果しか得られない場合があるので要注意。

派手な絵だとか,強烈な印象の画面だと言っても直ぐにあきのくる絵というのも多い。やはり長く観れば観る程、その良さが分かってくる、と言ったような作品でありたい。そういった意味でも色彩のおさえかた、強調の方法は、自分なりによく工夫していかなければならない。



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by papasanmazan | 2013-08-21 18:48 | パステル | Comments(2)

崖と村(完成)

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大きな岩が突き出て、その崖の下に人々の住む家が群がって一つの村になっている。なん世代にも渡って自然と人間が共存してきている姿である。外壁は新しく塗り直されてきれいにはなっているが,その家々の骨組みは変わっていない。石造りの家の強さ、そして単純ではあるが垂直と水平を組み合わせた構成は魅力に富んでいる。

そしてそれを覆うような岩盤がまた荒々しい。このあたりは石灰岩のこうした白っぽい岩盤があちこちに見られる。ヴァントゥー山の頂上の、雪に見まがうような白色もこの石灰岩の小石の集まりである。

こうした人の生活と,自然との共同体を小さなF0号(18×14㎝)に描いてみた。




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by papasanmazan | 2013-08-20 22:45 | 小さな絵 | Comments(2)

ポプラとヴァントゥー山(第一段階)

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赤や黄色の暖色に対して青や緑の寒色がある.それぞれの性格があって、人間と同じように複雑で,また適材適所に配していかなければならない。形態の上でもやはり同じことで,ふくらみを持たせていく形もあれば、できるだけ緊縮させてひきしまった感じをだしたいような形もある。

全てのものがお互いの対比であって,影響し合い,それだけで独立するということはない。色と形がせめぎ合い,しのぎ合って最後の完成をめざしていく。

このF20号の絵もそういった具合に進んで,ちょうど制作としては半ばを過ぎた頃であろうか。今のとこヌケといった意味での全体の軽さは充分に確保されているが,密度と言った意味ではジャジャもれである。もっと両手を強く組み合わせて,色面の強化をはかっていかなければならない




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by papasanmazan | 2013-08-18 20:41 | 風景画 | Comments(0)

白い花瓶(第一段階)

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両耳のような取っ手のついた白い花瓶を中心に,洋酒のビン、白い皿や果物,カップなどをとりとめもなく集め,これも派手な柄と色の南仏の布を組み合わせてF10号の静物にとりくんでいる。ゴタゴタとした色や形の組み合わせの中に,白の花瓶と皿の形を浮かび上がらせ、色とりどりのなかで白色の役割を生かしてみたいのである。

唐突として,ほとんど無秩序のようなものの中に白い色の清楚な感じが出れば上出来なのだが,今のところはその無秩序さに眼が奪われているような状態である。




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by papasanmazan | 2013-08-09 21:33 | 静物画 | Comments(0)

クリヨンの村(完成)

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ヴァントゥー山の裾野に近づいた村、クリヨンの姿を,教会を中心にして下から見上げた角度でとらえたサムホールの小さな絵である。この村は取りたてて特色のあるようなものはないのだが,村の高台に四つ星の高級ホテルがあり,そこからの見晴らしは絶景である。偶然の機会があっていちどそのホテルの中に入ったことがあるのだが,ヴァントゥー山を前面に控えた空間はすばらしかった。

このクリヨンからベドワンにかけて,その辺り一帯は松の並木も美しく,絵心を誘ってくれる場所である。実はまだこの他にも描いてみたい場所が見つかっているのだが,途中になっている制作も多く,いずれそのうちにと、機会を待っている。

小さなキャンバスではあるが、かなり入念に描き込んでみた。角度,高さはかなり出たのではないかと思っている。




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by papasanmazan | 2013-08-05 22:12 | 小さな絵 | Comments(2)