パスワールとネクタリン



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パスワールつまり茶漉し器である。日本茶には使ったこともなく、形の面白さからただ静物画のモチーフとしてだけ使っている。あまり大きくはないので4号位までのキャンバスには上手くおさまってくれる。今回は三つのネクタリンと合わせてサムホールの作品にしてみた。

茶漉しの部分が動かせて、角度をつけることが出来るので、少しわざとらしくはなるが手前に傾けてみた。金属と果物の赤との対比はやはり描きどころになる。ただ三つのネクタリンをどういう配置にするかが考えどころであった。本来なら二つのネクタリンのほうが安定がいいのかもしれないが、あえてパスワールに接した一つを加えて変化を与えてみようとの意図である。

背景の複雑な模様の布も気に入ったものである。


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by papasanmazan | 2017-09-11 06:56 | 小さな絵 | Comments(2)
Commented by カワセミ at 2017-09-12 09:47 x
一瞬二個二個の構図?って思ったけど、拝見していて違和感が無い、どうしてだろう?常識が覆される味わいのある作品です。布の色合いが対比を和らげ、静物画に精通した画伯でなければ描けない作品だな~って思って拝見していています。
Commented by papasanmazan at 2017-09-13 21:29
カワセミさん、静物画の楽しみは個々のモチーフの選択にあります。これも絶えず自分の感覚を磨いておいて、何かを掴み取っていきたいものです。些細な日常的なものでもつかみ方によって非日常的なものに昇華されていくかもしれません。
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