モルモワロンからのヴァントゥー山

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二年前からこのモルモワロンという村全景を見下ろせる場所からの制作が多くなっている。今は使われなくなっている石切り場の跡があちこちに見られ、それも面白いモチーフになって白い岩山のシリーズを何点か描いてみた。まだまだ新しく発見のありそうなシリーズである。

それだけではなく緑に囲まれたここの眺望は眼前にあるヴァントゥー山はもちろんのこと、すそ野の全貌や手前の松の群生など、角度を変えて色々な構図が考えられる。ただし雄大な山の量感の難しさはほとほと手を焼かされる代物である。

今年は一点だけ、このF15号の大きさを選んでを制作した。手前の松などをいれながらおおきくヴァントゥー山を描いてみた。この場所は今までにも挑戦してみているが、中景の抜き方が難しい。描かずに表そうと思うのだがついつい細部に手が入ってしまう。それでいて描かずにいるとなんとなく気の抜けたような作品になる。

実に難しい、いつも味わされるのはこの、実に難しい、のひとことである。

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by papasanmazan | 2016-09-08 19:21 | 風景画 | Comments(2)
Commented by みみずく at 2016-09-14 16:31 x
拝見していると心が洗われるような作品だ。一筆一筆が確かで余分な私心は一切は入れ込めないような神々しささえ感じる。添え書きを拝読していると実に人間らしいのに・・・
Commented by papasanmazan at 2016-09-14 22:32
みみずく さん、かなり理想に近づいてきている気持ちではいますが、まだまだ道遠し、の感あり。一つでも二つでも闇を払いのけなければと思います。
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